NHKはガンダムがお好き?

2年前ぐらいにファーストガンダム映画版の3連続放送(オールナイト)やってたり、今回のNHK-BS2「ガンダム宇宙世紀大全」をやってみたり、NHKは結構ガンダムが好きなのかしら。

番組は今週の月~金毎夜27時ぐらいまでやってるという夏休み仕様。扱うのは1stから連なる"宇宙世紀"モノのみ(1st→08小隊→0083→Z→ZZ→逆シャア→V)。各作品、映画とかにまとまってるやつはそれを、TVシリーズしかない場合はかいつまんで放映していた。

それでこの企画、何より面白かったのが、その日の頭と終りに「その時宇宙世紀の歴史が動いた」と題してケイシ・ナイトー(NHKの内藤啓史アナウンサー)、リュースケ・ヒカワ(BSアニメ夜話とかに出てる氷川竜介、通称(?)ロトさん)が解説を行なうという趣向。勿論NHKが以前やってた「その時歴史は動いた」のパロディ。

これがもう、ほんとにマジにやってて面白すぎ。氷川竜介ブログによれば、喋ってることも結構本気で評論していて、歴史学者ヒカワに「なりきって」やってるらしい。((ホントはまずいのかもしれないけど)→Youtubeの動画)

しかもそのときに来てる衣装の成り行きが面白い。詳細は上にリンク張った本人のブログを見て欲しいんだけど、

・氷川竜介がBSアニメ夜話に出演し、何回か目でスタイリストがつく

・そのときの衣装を参考にあるガンダム関連のムックに「サイド6在住の歴史学者、リュースケ・ヒカワ」が登場する

・今回の放送であたかもムックの「リュースケ・ヒカワ」が実在するかのように氷川竜介が喋ってる

つまり本人のパロディが本人にフィードバックされてメタな話になってるわけです。こういうことの積み重ねがリアリティになるんだ、と力説されています。全く賛成です。まさに「魂は細部に宿る」。


所でこの「魂は細部に宿る」、という言葉、出典はドイツの建築家のミース・ファン・デル・ローエという人の言葉、"Gott steckt im Detail."だそうで、訳し方によっては「神は細部に宿る」の方が正しそうに思われる。現にwikipediaの英語版では"God is in the details."と訳されている。英語のGodは基本的に全知全能、創造主たる神を表すものであって、細部なんかにいちいち宿らなそうなもんだが…と思ってドイツ語の辞書を引いてみる。すると、複合語でたとえば"Kriegsgott"で戦いの神を表したり、どうも英語のGodとはちと扱いが違うらしい。この辺、超多神教の日本と、多神教っぽい北欧神話の影響があるドイツの"カミサマ"の概念が近いって事かしらん。

by jademetal | 2009-08-01 02:47 | ヲタ文化評論 | Trackback | Comments(0)

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